家庭でワインを楽しむ 魚に白ワイン①
こんにちは、福岡在住のソムリエの中村です。
間もなく2016年度のソムリエ試験日ですね。
今年から三次試験まで増えたこともあり年々ハードルが上がっている用に感じます。
★8月21日 一次試験日
★9月26日 二次試験日
★11月7日 三次試験日
合格までの日にちが長いですね( ゚Д゚)
受験生の皆さん大変だと思いますが頑張ってください(^^♪
さて今回は家庭でのワインの楽しみ方をお話ししたいと思います。
家でワインを楽しむ ~魚に白ワイン~
★知っておきたい基本的な考え方
【魚には白ワイン】よく耳にすると思います。
日本には、焼き魚にレモンやカボスなどの柑橘系の果物を搾ることで、淡泊な魚の味を引き出して味わうという食べ方があります。
白ワインの酸味は、柑橘系の果物と同じ役割を果たすことから白ワインは魚に合うと言われています。
しかし、フランス料理の場合、白身魚にたっぷりとソースをかけることが多く、魚そのものを楽しむというよりは、ソースが絡んだ身の味わいを楽しむ料理が多いのです。
ソースにより脂分のあるこってりとした味わいに近づくので、この場合は魚に白ワインの法則が成り立たないことになります。
だからといって【魚に白ワイン】という考えは間違えではありません。
必ずしも当てはまらないケースがあるだけで、基本の考えはここにあります。
一般的には魚料理には柑橘系やハーブを添えたほうが、よりおいしくなると言われているからです。つまり、白ワインの持っている柑橘系やハーブのさわやかな香りと共通するのです。魚に白ワインという理由はここにあります。
ワインと料理を合わせる時にイメージしやすい方法
★ワインと料理の組み合わせで絶対にというのはないのですが、(趣向の違いもありますので)食べる人飲む人が、美味しく感じるのであればそれに越したことはありません(^^
しかし、分かりやすいパターンがありますので、少し紹介いたします。
【ワインの色と料理の色を合わせる】
白ワインの色を少し細かく分けますと
①グリーン・パターン
(柑橘系のさわやかな香りのするグリーンがかった若草色)
②イエロー・パターン
(甘い果物の香りのするイエローの濃い黄金色のもの)
①グリーンタイプには、料理にハーブを使ったりして、グリーン色に近いイメージの料理を想像して合わせます。
★例えば、白身の魚をローズマリーなどともにソテーしてクレソンを盛りオリーブオイルを少しかける。
②イエローパターンには、黄色い料理を想像して合わせます。
★例えば、白身の魚に卵をつけてピカタにする、もしくはパン粉をつけてバターで焼く
このようにワインのパターンに合わせて素材の調理法をアレンジすることで美味しい組み合わせになります。ぜひお試しください。
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