デキャンタージュとは
こんにちは、福岡在住ソムリエの中村です。
今回は、デキャンタージュについてお話ししたいと思います。
デキャンタージュとは
デキャンタージュとは、カラフに、ワインを移す作業のことを言います。
その目的は、長い間に生じた、澱などを取り除くために行います。
しかし、澱が多くても、デキャンタージュを行うことで、よりよい香りが損なわれてしまうのであれば、澱があまり動かないように、ボトルから直接グラスに注ぐほうがいいでしょう。
もう一つの目的は、ワインに空気を送り込んで、眠りから覚ますとでも言いましょうか(^-^;
ワインは、ある程度酸化することによって、色々な楽しみが開花していきます。
そしてその度合いは、若いワインのほうがより酸素を必要としているので、もし栓を開けてみて、窒息状態であれば、空気をたくさん与える必要があります。
こちらの目的の方がより重要です。
どのワインに対してデキャンタージュが必要かどうかは、ある程度の経験が必要ですが、開けたものが、鉄や、インク、絵の具、の様な香りが多い場合は、酸素が必要という証拠になります。
そのようなワインは、空気に触れるにつれ、その特徴は消えて、快適な印象へと変化していきます。
家庭でデキャンタージュ用の容器がない場合はガラスのボウルに移して瓶にまた戻すといいでしょう。これだけでデキャンタージュと同じ効果が得られます(^^♪
白ワインにデキャンタージュは必要か
白ワインも赤ワイン同様に、熟成タイプの白ワインが、まだ若々し場合、早めに開けるか、もしくは、赤ワインと同じく、デキャンタージュを行うといいでしょう。
しかしその判断は、赤ワインよりも難しく、華やかな香りを失うことになりかねません(._.)
ワインをグラスに注ぎ、グルグルと回しながら空気と接触させて、少しずつ良さが増すようであれば、そのワインをデキャンタージュするか、次回にもう一本飲むときの参考にするといいでしょう。
ちなみに簡易デキャンタージュできる便利なポアラーがあります
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