ウナギとワインの相性
こわにちは、福岡在住ソムリエの中村です。
梅雨もそろそろ開けそうな天気になってまいりましたね。九州、福岡地方ではものすごい豪雨に見舞われて、毎日のように雨が続きました。
そろそろ気持ちのいい天気になってもらいたいものです^o^
7月30日は土用丑の日ですね(^^♪
そこで今日はウナギとワインの相性についてお話ししたいと思います。
ウナギとワインの相性
ウナギとワイン・・・一見相性が良くないようなイメージがあるとは思いますが実は相性がいいんです。大まかにいうと、白ワインはハーブ系の香り、赤ワインはスパイスの香りが特徴的です。日本のスパイスに置き換えると、ワサビを添えたくなるような料理には白ワインが合いますし、山椒や七味を振りかける料理には、赤ワインが相性いいです。これをウナギに置き換えると、白焼きには白ワイン、蒲焼には赤ワインとなります(^^♪
ウナギの蒲焼
ウナギは魚の一種ですが動物的な香りの要素が強いです。
赤ワインを合わせるならば、渋みの柔らかな、ほのかに甘味を感じるブルゴーニュの赤ワインが最も合わせやすいと思います。
南フランスのシラーをイメージしがちですが、渋みやアルコールのボリューム感が強くなるのでウナギには合わせずらいです(._.)
ウナギの白焼き
白焼きには、リュイィやサン・ロマンなどのブルゴーニュの芳醇な白ワインが相性いいでしょう。また、ボルドーのグラーブ地区の木樽熟成させた白ワインも相性いいと思います(^^)/
家庭でウナギを美味しく食べる方法
スーパーで売られているパック入りの鰻や冷凍のウナギの蒲焼は温め直すさなければなりません。その際には赤ワインで蒸します。赤ワインと、付いているタレを小鍋に入れて沸騰させて、ウナギを加えて煮汁を絡めてそのまま蒸し煮にします。
鰻はふっくらと仕上がり、美味しく食べれます。
【鰻の赤ワインの蒸し煮】の完成です(^^♪
ぜひお試しください(^^)/