ソムリエのワインブログ

ソムリエがワインの基本的な楽しみ方、マナー、おススメのワインを紹介いたします。

ワイングラスはなぜ必要なのか①

こんにちは、福岡在住のソムリエの中村です。

 

今回はワイングラスについてお話ししたいと思います。

 

ワイングラスの必要性

 

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ワイングラスにはワインのタイプに応じた、ワイングラスの形や容量があります。

ワインを飲むシーンを想像すると、自然に香りを嗅ぎながら飲むイメージあると思います。その際に、グラスの中に香りがたまっているか、たまっていないか、というのが味わいに大きく影響いたします。

 

ラッパ型のグラスの場合、外側に口が広がっているので飲むときにワインの香りを失ってしまいあまりよくありません。

 

グラスの口の部分がまっすぐな形状のものや、球型に内側に広がっているものがありますが、まっすぐなものは香りをストレートに感じやすく、球型に膨らんでいるものはより香りを複雑に感じやすくなります。

 

また香りが弱くて軽いワインを大きな容量のふくらみのあるグラスに入れてしまうと、ワインにもともと香りがないために、香りを弱く感じてしまいます。

香りの強弱に合わせてグラスの大きさを選ぶ事が、美味しく飲む秘訣です。

 

香りだけではなく、味わいの感じ方にもグラスの形状が作用します。

口に入る瞬間の流れ方、つまりグラス内で舌に触れる液面の形状が広いか狭いかによって味の感じ方が変わります。舌の先端では甘味両側では酸味を感じますので、幅が狭いほうが第一印象では甘くなり、広い場合には酸味を感じるのです。

 

 

グラスにワインを多く注ぎすぎない

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たまに、グラスになみなみ注いでワインを飲まれている方を見かけます。

街場のお店によっては、こぼれスパークリングなどのメニューもあります( ゚Д゚)

 

飲み方や楽しみ方は自由ですので否定はしません。飲まれている方が楽しく、美味しく飲むのが一番だと思います。場の雰囲気などもございますし(^^♪

 

ただ基本の楽しみ方は、グラスの半分以下にワインを注ぎ、香りがたまる空間を残す事が重要です。芳香成分を含んだ空気も一緒に飲むという感じがイメージしやすいでしょうか。

 

スパークリングワインの場合も香りが大切で、口が広いクープグラスよりも、口がすぼんでいるタイプの小さめのグラスやフルートグラスなどで楽しむといいと思います。

 

口の広いタイプのグラスでは泡がすぐに消えてしまうのでこのタイプには向きません。

 

泡が液体の中に溶け込み口の中で心地よく広がることにスパークリングワインの魅力がありますから、できるだけ泡が逃げないようなタイプをお勧めいたします。

 

家庭でワイングラスを選ぶ際はチューリップ型の少しふくよかなタイプをオススメします。この形状だと白ワインでも赤ワインでも美味しく飲めると思います(^^♪

 

 

 

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